贈りもの 絵本-sora のブログ

大切な人に贈りたい絵本。
友達 恋人 家族へ贈る。
お祝いの時 分かれの時 励ましの時 いろいろなとき。
そんなとき、気持ちを絵本にのせて贈る。
そんな絵本を紹介していこうとおもいます。

あらしのよるに

ご訪問ありがとうございます(^_-)-☆


今日の贈りたい絵本は・・・


『あらしのよるに』
9月に京都の南座で歌舞伎版が講演されました。
主演は、中村獅童さん。
どんな舞台だったのだろう(=^x^=)


絵本.童話作家の  『きむら ゆういち 』さんの代表作のひとつであります。
絵本以外にも、TVアニメ、小説、舞台、小学校の教科書と
たくさんの場で紹介されてきました。


おおかみのガブ と やぎのメイ。
二人の友情物語です。


大型版 あらしのよるにシリーズ(1) あらしのよるに
大型版 あらしのよるにシリーズ(1) あらしのよるに
講談社


story.....


ある嵐の夜
山小屋へそれぞれ逃げ込んだおおかみのガブ と やぎのメイが出会います。
小屋の中は真っ暗。姿はみえません。
二人共風邪を引いて鼻が詰まっていた為、
お互いが おおかみとやぎである事に気付きませんでした。
「食うもの」と「食われるもの」


こんばんわ...知らずに話していくうちに、すっかり意気投合した二人は
次の日昼間に会う約束をしました。
合言葉は『あらしのよるに』。


まさか!?
きみはおおかみだったの?
きみはやぎだったの?
昼間に会った二人は信じられませんでしたが
すでにお互い惹かれ合っていたので、、、
多くの試練を乗り越えて育む友情。
結末は、、、、。


●●●●●


『あらしのよるに』との出会いは、10年程前です。
原作も知らないまま、子供と観た舞台。
友情物語と聞いていたため、小学生だった息子にと思い
二人で観に行きました。
なんとまぁ、子供より私がグイグイと引き込まれ、ハラハラ
ドキドキ  と笑って泣いで感動した舞台でした。


やぎ と おおかみ。天敵。
決して交わる事のないはずの二人。
それは、食うもの と食われるもの  の関係だから。
そこに、友情が芽生えたら
二人の関係はどうなるのか、、、。


子供たちだけの友情物語ではないです。
大人も社会の中で、人との交わりの中で
鈍感になってしまっている感覚があるかと思います。
大切に思えるものを大切に。


もちろん
小学生、中学生、高校生にも 読んでもらいたい絵本です。


小学生だった息子は当時、「ガブとメイはずっと友達だね」と
言っていました。
そんな友達と出逢えといいね、、、と 
私はこころの中で。


大切なひとへの贈りものに
いかがですか   (=^x^=)






よ る く ま

ご訪問ありがとうございます(^_^)


今日の贈りたい絵本は、、、


幼いお子様と
忙しいお母さんを応援する
親子のあったかな繋がりを感じる絵本です。


絵本作家   酒井駒子 さんの
ファンタジックなストーリーに
可愛く優しいタッチのイラスト。
じわーっと温かい涙が、、、


よるくま
よるくま
偕成社



story...
ママあのね、、、
「まあ まだ起きてたの?」
あのね、きのうのよるね、、、


男の子の語りからはじまるお話。


昨夜、泣きべそかいている子ぐまの『よるくま』がやってきた。
目が覚めたらお母さんがいなくなっていたそうだ。
男の子は一緒にお母さんを探してあげます。
夜の町を二人で探します。
買い物?公園?それとも家に帰ってる?


●●●●●
離れているからこそ、愛おしい気持ちってありますよね。
いろんな事情で親子が離れている時間があるかと思います。
子どもはお母さんと離れている時、時に心細くなるものです。
お母さんはどこ?


私は以前、知り合いのお子さんを、あずかった時が何度かあります。
最初は楽しいものの、だんだん心細くなってきた時に必ず聞かれます
「お母さんはどこ?」
そんな時いつも『よるくま』を読んであげました。


大好きなお母さんが居ないと思うと寂しくなるのは当たり前です。
切ない絵本ではありますが、会えたときのうれしい気持ち、ほっとする気持ち
それはお母さんも同じ。
むぎゅーって抱きしめあうシーンは、胸がきゅんとします。


そして一緒に探してあげる男の子のやさしい気持ちに
子供も大人も共感できるのではないでしょうか。


今でも街中で、スーパーで、電車の中で、お子さんを抱っこしている姿を見かけると
こころなごみます。羨ましくも・・・(*^_^*)


ちいさなお子様へのプレゼントに、いかがですか?















じぶんだけの いろ

ご訪問ありがとうございます(=^x^=)


今日の贈りたい絵本は、、、


素敵な色彩。
哲学的であり、何だか自分にあてはまるような
親近感。
絵本作家の
レオ=レオ二。


最近、よく手にとります。
ほっとするのかな。

じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし
じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし
好学社


story...
オウムは  みどり
きんぎょは  あか
みーんな自分の色があるのに
カメレオンは自分の色を持たない。
自分だけの色が欲しいが持つことが出来ない事を嘆く
カメレオン。
そんなとき、同じカメレオンと出会いで
大切な何かに気付く。


●●●●●
自分だけの色
それは一つでなくていいのでは?
なんて思います。
ない事を嘆くより
自分の個性を受け入れ楽しむ。
認め合える仲間を大切に想う。


考え方、見方を変えれば
素敵な何かに気付く。


美しい色彩のもと
カメレオンも愛らしく
ハッピーな気持ちになります。


大人も子供も
それぞれに感じるものがあるはず。


私は、友達のおこちゃまに
贈りました。
とっても可愛い絵本です。











素敵な ナンニモナイ

ご訪問ありがとうございます。


はじめまして sora と申します。
子育てを通して、色々な絵本との出会いがありました。
現在は子育て一段落し、自分のために絵本を開いています。


子供に読んであげたい。
子供と一緒に読みたい。
一人時間にゆったりと読みたい。
大切な人にプレゼントしたい。
そんな絵本を紹介していこうとおもいます。


今日ご紹介する絵本は
『おくりものはナンニモナイ』



息子が6歳の時、大好きなお友達が遠くに引っ越してしまいました。
息子は会えなくなる実感がないものの、なんだかしょんぼり顔。
私も毎日のように会っていたお友達なのでとても寂しいおもいでした。


お別れの日、絵本をいただきました。
 『おくりものはナンイモナイ』
自然と泣けちゃいました。
とてもキュートであったかくなるお話です。


Storry・・・
ムーチは考えた。大切な友達アールに贈り物をしようと。
ただ、アールは何でも持っている。
一体何を贈れば喜んでもらえるだろう。
ムーチは考えぬいた末、贈りものを決めました。



物がたくさんある時代。
贈れる物の種類はたくさんあります。
ただ、大切な人に喜んでもらえるか、どうか。
物質的なのもでなく、本当は込められた心が大事だと改めて気付かされます。


最後にムーチがアールに言った言葉がとても深いです。
言ってもらえたら誰だって嬉しいはず♪


大人も子供もずーっと何回も読み返せる絵本。
シンプルで言葉短めのテンポのいいお話です。


大切な人へ・・・いかがですか(*^_^*)